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2003年 布物語の歩み

2020年09月11日


アルバイト時代から一目惚れのように忘れられない生地がありました。
動植物への称賛、柄の集まりなのに計算されたバランスと配色。
それは今も心に響くウィリアムモリスのデザインでした。
いつかこの生地が生まれた土地に行き、本物をみたい。
そしてイギリスにはリバティやデザイナーズギルドなど美しいファブリックの発祥の地である。
イギリスに行くことに迷いはありませんでした。


インテリアの学校での課題にサンプルやアイデアを集める日々。
訪れたあらゆるショップや目を見張るディスプレイ。
長く深い歴史の美術館に現代アートの博物館。
蚤の市に出掛けてはどう装飾するか想像力を巡らす。
降りる駅によって表情を変えるロンドンの古い街並み。
その街並みの中の様々な生き方をする人のための部屋達。
書ききれない程の尊い経験と
人生を変えたこの日々を大切にして
お仕事の支えにしたり、
微力ながら発揮できていたらなと思います。


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